コールセンター向けのASP(Application Service Provider)
こんにちは、コールセンターコンサルティングのCプロデュース 代表取締役 大木伸之です。
このブログでは、コールセンター情報や日々の出来事などをご紹介しています。
コールセンターのシステム構築
11月18日(金)に池袋で行われた「コールセンター/CRM デモ&カンファレンス2005」を覗いてきました。年々、エージェンシーよりもITベンダーの出展が多くなり、コールセンターやCRMを「なにか簡単にハードで賄う」ような印象を持ってしまいますね。
コラボスさんのブースでASPサービスの説明を聞きました。(担当の方が、丁寧に説明してくれました) 説明を聞いて思ったことは「なぁんだ、アバイアを保有・利用中のコールセンター事業者が、その線を延ばして他人に利用させているだけか・・・」(まあ、当たり前のことなのでしょうが・・・)
それまで、あまり興味がなかったので、詳しく知ろうとしていませんでしたが、聞いてみると案外でした。(もっと特別なソリューションを独自に構築したのかと想像していました)
ただ、コストパフォーマンスはいいので、初めてコールセンターを構築する方、50席未満利用の事業者や業務の繁忙閑散の差が大きい会社にとっては、メリット大でしょう。
但し、使用するIP網やルーターに異常が生じれば、そのまま全電話端末機に直結(利用できなくなる可能性)しますし、また回線やACDの設定は都度「自社←→ASP事業者←→(アバイア)←→キャリア」と依頼されていきますので、内容の伝わり方や時間のかかり方には、「?」かもしれません。
でも「ASPサービスの(安い)月額料と、普段、アバイアの交換機を購入利用しているライセンス・フィーとのバランスは取れているのかな?? バランスが悪いとアバイアのユーザーからクレームが・・・」と、また余計なことを考えてしまいました。
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記事を書いた人
大手企業、中小企業のコールセンターを運営している事業会社に対して「改善コンサルティング」「コールセンターの協業運営」サービスの提供を行い、コールセンター業界の最前線を見てきた。精通する業界はISP、通信販売、保険、クレジットと多岐にわたる。コールセンターのビジネスにおいて、”オペレーションの現場”と”経営層”までの距離をいかにコンパクトにできるかが成功への鍵であるとの持論から、実践型のコンサルティングを推進している。
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